Bリーグスタッフに聞く「新人スタッフ」のあり方(new staff)

Bリーグ(バスケットボール業界)やJリーグ(サッカー業界)などのプロスポーツビジネス業界では、よく新人社員を指導する余裕がない。という話をよく耳にします。

近年は両業界も「成長率が高い」中、毎年のように各クラブが事業を拡大、成長をしているところですが、必要な人材を確保することも課題となっています。

そのような中で、より専門的な人材が求めらています。「新人スタッフ」のあり方について複数のクラブ関係者から話を聞く機会がありましたので、情報の一部をここに記載しておきたいと思います。


プロスポーツクラブのスタッフの位置付けとは

まず前提として、全国にある数多くのプロスポーツクラブの存在意義について確認しておく必要があります。

プロスポーツクラブの存在意義は「地域の代表」として、プロスポーツを通じて地域を盛り上げたり、地域の活性化をしたり、地域の問題・課題解決に貢献していくことが一番の目的であり存在意義です。

故に「地域の代表」として、「クラブの顔」として、活動できる「人間性」を持ち合わせておく事が大前提となります。

常に公の場であり、多くの人から「見られている」存在であることを意識しなければなりません。


その上で必要になってくることは、


社会人としてのコミュニケーション能力

「クラブの顔」として、社会人として「大人のコミュニケーション」を取れる能力が、とても重要になってきます。プロスポーツクラブの仕事は、ステークホルダー(利害関係者)がとても多いことから、様々な人の立場を考えつつコミュニケーションを図らなければなりません。

物事の「前後関係」や「利害関係」を意識しながら、TPOに応じた対応・仕事が求められます。

「新人スタッフ」にとって、この状況理解力と判断力、そして行動力がとても難しいポイントになります。


状況によっては「新人スタッフ」でもリーダーシップを発揮しなければならない状況があり、積極的な「声かけ」や「積極的な行動」が求められます。

また、地域や企業の上層部と話をする場合が多いことから、時事関係の話やビジネス、地域課題などの話題についても把握しておく必要があります。そして、大人としての会話や行動ができることが極めて重要です。

プロスポーツクラブへの就職が、他の業界より高めであることは、上記のような要素が求められていることを理解する必要があります。


積極的な専門性の知識と研究

次に仕事の成果を出すために、自分が担当する仕事を中心に専門的な知識を向上させる事が極めて重要です。成長スピードの早い業界では、毎日のように新しい知識やノウハウが確立されていきます。

他クラブと比べた際に、その差が大きく「現象」として現れます。

プロスポーツクラブのスタッフは常に最新の情報や他クラブ・他業種の情報を取り入れて自クラブにあった内容を創り上げていく必要があります。

知識を研究するだけでなく、どのように「表現やアウトプット」をしたら「成果」をあげれるようになるか。を考えながら仕事をする必要があります。

変数である「できるところ」から「インプットとアウトプット」をすることで「成長と変化」を周りに見せていく事が大切です。


また、「物事の本質を見抜く力」を合わせていくことで、仕事の成果は出しやすくなることでしょう。


以上が、最近プロスポーツクラブのスタッフと話をする中で、特に気になったところになります。現在、3年未満のスタッフやこれから業界を目指していきたい人は意識してほしいポイントです。


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筆者が直接指導もしている2つの専門学校を以下のリンクで紹介します。

クラブスタッフを目指せる専門学校

バスケットボール総合学科 バスケビジネスコース