モノがない時代は、モノを作ってモノが売れる時代
モノが充足している時代は「顧客のニーズやウォンツ」を考察しながら適した商品・サービスを提供する時代
そして現在は、「モノからコト」(モノとコト)へと移り変わっています。
そんな時代背景において、顧客生涯価値(LTV)もとても重要になってきています。
顧客生涯価値とは
顧客のニーズを育て、長期の関係性を築くことで生涯にわたってもたらされる価値(LTV)ということになります。
企業側からの視点として顧客生涯価値(LTV)は、顧客が企業と取引を始めてから終了するまでの全期間を通じて、その顧客が企業にもたらした価値の総計のことになります。
顧客単価 × 購買頻度 × 取引期間 - 顧客の獲得・維持コスト
※上記にはリテンション率(顧客の1年間における離脱率を入れておりません。)
内訳として、
顧客単価:顧客1人が1回の取引で企業に支払う金額
購買頻度:顧客が1年間に何回取引を行うか
取引期間:顧客が企業と取引を続ける期間
顧客の獲得・維持コスト:広告・宣伝活動も含めて顧客獲得や維持に必要になるコスト
企業のマーケティングを考える上で、新規顧客を獲得するための方策。そして、新規顧客を含めて顧客ニーズをいかに育てお互いが「WINーWIN」になっていけるかを構築していく必要があります。
そして、「顧客生涯価値」という言葉にもあるとおり、顧客の生活や生涯の中に以下にして長く愛用してもらえるか。そういった仕組みや商品・サービス、関係性の構築が必要な時代です。
顧客生涯価値(LTV)の計算について
LTV = 顧客単価 × 顧客の平均購買頻度 × 顧客の平均購買期間 - 顧客の獲得・維持コスト
例えば、単純計算で以下の場合
顧客単価が10,000円
顧客の平均購買頻度が年間10回
顧客の平均購買期間が5年
顧客の獲得・維持コストが年間10,000円
の場合、LTVの計算は以下のとおりに計算することができます。
LTV=10,000円 × 10回 × 5年 - 10,000円 × 5年
LTV=500,000円 - 50,000円 = 450,000円(売上総利益)
※売上原価が必要な場合は、それもコスト入れて考えてください。
上記のように、顧客生涯価値を創出していくことは企業が安定的にビジネスを進めていく上でとても重要であることがわかります。
また、LTVを高めるには以下の施策が有効です。
- 顧客満足度の向上
顧客の満足度を高めることで、顧客の購買頻度や取引期間を延ばすことができます。
- 顧客ロイヤリティの向上
- アップセル・クロスセルの促進
- 顧客の継続利用を促す施策の実施
顧客生涯価値(LTV)を意識し創造、構築することは、企業のマーケティング戦略や営業戦略を立案する際に重要なことになります。
LTVを高めることで、企業の収益性や成長性を向上させることができるでしょう。
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