メンタルを「整える、強くする」ために(mental)

 

メンタルを良好な状態で活動することで、自分自身の能力開発や活動での成果、成長など、あらゆる場面でメンタルの安定と強化の重要性について感じる日々です。

メンタルの安定と強化は、学生だけでなく社会人や高齢者にとっても重要で、言わば人間が生きていく中で最も大切な要素になってくると感じています。

10代の若い頃は「メンタル」など特に意識や考えをしなくても普通に活動が出来ていた。ごく普通に、自然に。しかし、社会人になるにつれ、又は知識・経験を持とうとすればするほど、社会に対する理解力が増すと同時に、行動成果に対するギャップが生じストレスとなり、メンタルが削られる。という場面は多くなっているような気がしています。

ここでは10代の若者を中心(学生から社会人になる狭間)で苦しんでいた人たちがどのようにして就職活動までたどりついているのか。を簡単に紹介していきたい。と思います。

また、この内容は10代の若者だけでなく、社会人で活躍しメンタルダウンした人が、復帰に向けて取り組む際にも参考にして頂けたらと思っています。


「まずは自分自身の状態を受け入れる」

 これまで見てきた若者で「メンタルが弱い人」の特徴は、「過保護・過干渉」の環境下で育ってきた人、又は育ってきてしまった人。が多い傾向にあると感じます。
 特に現代は「スマホ」「タブレット」「パソコン」と身の回りの電子ツールが便利になっています。「ゲーム」「YouTube」の「見過ぎややりすぎ」の影響で、リアル現実社会から乖離する時間が多くなっています。
 有効に活用する分にはとても良いことであると思いますが、成長過程において、使いすぎや使い方を間違った方向で使っていた場合、社会で生活をする上での「認知機能」の低下につながっているのではないかと考えています。

この「認知機能」の低下は、人間社会において、対、人間との関係性を構築したり、共同生活などをしていく上で「認識のズレ」が生じ、様々なトラブルの原因になっているのではないかと考えています。

そして、それが一つの原因となり、不登校やフリースクールなどに通わざる得ない状況になっていると感じます。
また、フリースクールなどは受け皿としては有効ですが、環境下としては「過保護」に近い状態となり、本人の感覚や考えばかりが尊重され、ものごとの良い悪いの認識が薄いまま、大人への階段を登っていくことになります。

こういったケースは「社会環境が生み出したメンタル弱者」という位置付けで見ています。

通信制高校を卒業してくる学生に多い特徴ですが、2パターンに分かれます。
通信制高校に通っていても、社会的活動を盛んに行いながら学習的要素として通信制高校を選んでいる場合は、社会性を身につけた人材として成長しています。この場合「メンタル弱者」には該当しないため、今回のケースから外れます。

問題となるのは「家にいる時間が長く」「外出の機会」「社会と触れる機会」が少なく、通信制高校を卒業した人たちは、リアル社会の現実と本人との考えや感覚のズレが大きい状態になるので、社会に出た際に様々なギャップにやられ「メンタル崩壊」に繋がったり、認知機能がズレたまま社会においてマイペースで生活していきます。

こういったケースは、ある程度の認知機能を備えるために、本人が認識・意識をした上で2年〜3年は必要になると感じています。
修正に多くの時間が必要になることを理解してもらうことが大切です。



次に「頑張りすぎてメンタルダウンした経験を持つ人」

高校時代や中学生時代に、何かに頑張った経験があるけれども、最終的に本人が思う程、うまくは行かず「トラブル」や「メンタルダウン」に繋がったケース

この場合、前者と大きく違う点は「頑張っていた!」という事実と「頑張っていた時」は外的要因や内的要因のストレスと戦っていた!経験がある。
ということで、前者とはまるで大きく違う点にあります。

つまり、戦う力を備えており、戦った経験からのダメージで「損傷している」状態になるからです。

中には、大人より頑張っているじゃん!とか、メチャクチャ頑張っていたのに、周りがフォローしきれなかった。場合や本人なりに頑張ってたね!

というケースです。

この場合、すでに色々な経験を経ているために「潜在能力」は高い場合があります。
(本当はこんなに出来るのに、環境やタイミングがうまくいかなかった)

個人的には、とっても応援したくなる人たちです。



「メンタルの安定環境」を構築する

 社会的メンタルの育っていない人は、メンタル的「安心領域」の環境を設けることが大切だと思っています。しかし、よくないのはその環境下にずっと浸っている状態が良くない。ということで、社会的な活動を取り入れつつ回復のために「安心領域」に戻って来れる場所を作っておく。ということがとても重要になります。

 また、「メンタルダウン」した人にとっては、メンタルの回復条件としての「安心領域」を設けた方が良いと思います。
 色々な事情で、突っ走ってきている状態で、心身ともに疲弊している状態にあり回復に時間を要します。
 特に「メンタルダウン」をしたばかりの人は大きく「充電」が必要になるため「安心領域」を作って、何も考えず「休む」ということがとても大切です。

 感覚が敏感になっている人は、本人にとって「刺激の少ない環境」を作ることで、充電とストレスによる消耗が少なくなると考えています。



「安定した睡眠・運動・食事」

 「メンタルダウン」したばかりの頃は、何事もうまくいきません。
交感神経と副交感神経の切り替えが難しい状態にもなっており、睡眠時間の確保も難しい状態になっていることと思います。

 そんな時は、軽い運動を行うことで体のリズムを整えていくことができます。
 すぐに効果が出ない場合もありますが、まずはある程度の睡眠時間が確保できるように、ストレスの軽減・軽い運動・しっかりとした食事をとることで、安定した睡眠時間を確保できる状態に少しずつ持っていけると良いと思います。

 ひどい場合は「心療内科」の専門医に診ていただくのが最適です。

 意外と効果的だなと個人的に思ったのは「感動する映画」を観ること。
 涙が出るような映画を見た後は、なんか「頭がスッキリ」とする状態になり良い方向へいくような気がしています。(個人的見解)

 こういった時期は、なるべく頭を使わずに「休養」する。ということに集中した方が良いですし、何事も無理をしない。できる範囲に留めておく。ということが重要です。

 また、自分自身にとって「美味しいもの」を食べることによって、身体が喜びます。
 「美味しい」って感覚は一つの喜びでもあるので、食べ過ぎ注意ですが「美味しいもの」を頂くということは大切だと思っています。


「社会復帰はできるところから」

「メンタルダウン」した人が、少し調子が良くなるには時間がかかります。
軽度の場合でも1ヵ月ぐらいは最低必要になりますし、3ヵ月はまともな生活が難しいという場合や、通常生活を送れるようになるのに半年程度要する場合もあります。

この場合は、何事も無理をせず、少し疲れたら「休む」「睡眠をとる」ということが大切。
気持ちの焦りがあったとしても、まずは「休む」「安心領域」に入る。ということが大切です。

軽い運動の継続や「身体を鍛える」(やりすぎ注意)という行動はとても良い習慣づくりになります。特に息が少し上がる程度の「有酸素運動」は、運動初心者にとってとても良いことだと思います。

 身体が少し反応するようになってきて、自分自身の回復方法も少しずつわかってきたら、少しずつ社会に触れる訓練を入れるのも良いと思います。
 最初は「短時間」「人混みを避ける」「刺激が強い環境を避ける」ということが大切です。

 経験上、案外良くないのは「スポーツ観戦」
 「スポーツ観戦」は気分転換できそうに思いますが、勝敗が関わってくるものが多いため「刺激やストレス」が多い部類に入ります。
 スポーツ観戦をしたことで、逆に「ストレスが溜まる」といった経験を持つ人は少なくないと思います。

 もともとメンタルの弱い、社会的免疫のない人も「安心領域」「回復環境」を設けた中で、できることから、できることを増やしていく。
 ということがとても大切になってくると思います。


「リハビリ中と暗示をかける」

 「メンタルダウン」したばかりの人は、とにかく無理をしない。が大切です。
 自分自身の焦りから解放させるために、自分自身に「現在、リハビリ中!」と暗示をかけることで「割り切って」生活や活動をすることができます。

 このリハビリ期間はとても重要であると考えます。
 リハビリ期間において、少しずつ社会に触れる。自分自身の社会復帰に向けた知識・技術・勝ちやすい領域を設定。(ポジションを作ろうとする)がとても大切。

 無理に新しいことをするのではなく、自分自身の特徴やこれまでの経験を活かしたものを発展させる意識の方が良いと考えます。(得意領域の周辺を含む)


 社会的メンタルの備わっていない人は、自分自身の「出来ること」を作りながら進めていくことが大切。勉強などの知識も大切ですが、社会で生きていくための「技術」を身につけていくことが大切です。


「運動・食事・睡眠の質を上げる」
 
 運動は、切り替えのための「リフレッシュ」 メンタルを調整する「リラックスと安定」そして、身体と共にメンタルを鍛える「トレーニング」
と繋がっていくと考えています。

 その時々の調子や状態から、上手に運動を取り入れていくことが大切です。

 それと同時に「睡眠時間の向上」や「睡眠の質」はとても重要です。
 あるメンタルダウンした若者も心療内科に通いながら、自分自身に合うお薬をもらい、実践していったことで睡眠時間が6時間以上に回復した若者がおりました。

 その若者は、元々「頑張れる人」でしたので、徐々に出来ることを増やし、今では社会でしっかりと活躍できる状態にまで回復しています。

 良質な睡眠をとることで、心身の安定と長続き・充電力が備わっていくと考えています。
 ※人間、充電って大切ですよね。


 また、刺激の少ないリラックスした環境で、社会復帰に向けた「地ならし」はとても重要で、自分自身は現在、何がどこまでできるのかを客観的に捉えることが重要です。
 そうすることで、これはできた!ここまではできるんだ!
 ということが、わかるようになってきます。




少し長い文になりましたが、今回は「メンタル」について書いてみました。
この件については続きがありますが、私も疲れましたので今回はここまでにしておきます。(笑)
続きは回復したら記載したいと思います。



イベント的要素で社会のストレスを感じ、免疫を作っていく。

ものごとをしっかりと捉える訓練が必要