履歴書や職務経歴書の作成は、就職、転職活動時においてとても大切であると同時に、普段から履歴書を作成したりというのはあまりないですよね。
就職・転職活動をするようになってはじめて「履歴書」を作らなきゃ。って感じになり、どうやって履歴書を作成したらいいんだろう。と困る人は多いと思います。
そんな方に少しでもお役に立てたらと思い「ブログ」に記載していきたいと思います。
採用側では何が起こっているのか
企業が求人を出すことについて
まずはじめに、企業が「求人を出す」ということは、企業内においてどのような事が起こっているのかを記載したいと思います。(著者も企業の採用担当をやっていた実績からの内容です。)
企業が求人を出す時のケースは大きく2つあります。
欠員補充のための求人募集
企業が求人を出す際に一番多いケースです。
これまでそのポジションを担っていた人が「退職」または「退職予定」となり、その補充のための求人募集になります。人が退職する場合、その人にとって「ポジティブ」な退職と「ネガティブ」な退職がある。ということを知る必要があります。
「ポジティブ」な退職
退職対象者にとって「ポジティブな退職」とは、他企業からのヘッドハンティングや独立開業するための退職など、その人にとって未来が明るい退職になります。その場合、既存の所属企業や同僚スタッフからも応援されているケースが多く「円満退職」になると同時に、退職後もその人と企業との関係性が良好なため、継続してコミュニケーションや取引が行われる場合があります。
転職活動の内定によりそのポジションを引き継ぐ場合は、前任者との連携や企業内での連携が取りやすいことから、仕事の引き継ぎも比較的スムーズに行われるケースであり引き継いだポジションで仕事の成果を上げるのは比較的容易に「成果」をあげる事ができると考えられます。
転職活動において「ポジティブ」要素の求人募集です。
「ネガティブ」な退職
ネガティブな退職とは、退職者の都合や社内でのトラブル、業務量高など、退職者(退職予定者)と企業にとって難しい状況が発生している場合が考えられます。
こういったケースのポジションを引き継ぐ場合、「引き継ぎがほぼない」状態や「業務量高」「問題・課題が山積み」「トラブル解決からスタート」といった様に、軌道に乗せるまで「パワーと時間」を要するポジションになると覚悟しておいた方が良いです。
私もこういった職場で仕事をしたケースがありますが、企業内の雰囲気は悪く、問題・課題は山積みであり、その業務内容や仕事の背景などを他のスタッフが知らなかったり、話してくれなかったりと「大きくストレス」のかかる仕事となりました。
採用時の決裁権者が昔からの知り合いということもあり、予め状況は伝えられておりましたがそれ以上の状況が起こっており大変だったのを覚えています。
しかし、「経営層の理解」があったために何とかその状況を打開し経営が上向く方向へ持っていくことが出来ました。
「ネガティブ」な状況での求人募集であるかどうかは、事前に確認しておくことをお勧めします。
以上の「欠員補充による求人募集」は、企業内でも事前に社内で、代わりの人材がいるかどうかを検討し、該当者がいない場合に「求人募集」というかたちを取りますので知っておいてください。
新規事業、業務拡大による求人募集
次に「新規事業、業務拡大」による求人募集についてです。
新規事業と業務拡大で少し考え方が異なります。
「新規事業」のためのスタッフ募集
役割やポジションによっても異なりますが、最上級のポジションは、新規事業によって企業側も仕事の成果を作っていったり、その企業にとって新たな事業の柱を立てていきたい。という考えがあります。
その場合、「即戦力」を求めており、これまでに同じような仕事において仕事の実績を上げている人を採用する方向になります。
「即戦力」とはその仕事において、「仕事の成果をあげる方法」を知っていると共に、これまでの仕事の中で「成果を上げた経験」がある人が採用されます。
「新規事業」を立ち上げる企業にとっては「即戦力」を採用して「投資」していきたい「事業領域」となることでしょう。
「業務拡大」によるスタッフ募集
新規事業の拡大見込みが立ってきているか、時代の変化と企業の方向性があっており業績拡大が見込める場合に行われる採用になります。
企業内において、すでに成果を上げるためのノウハウがある程度あり、既存スタッフと一緒になって仕事を推進してくれる人材を求めています。
この場合、そのポジションの組織風土とあった人材が採用されるケースが多いと考えられます。
このケースでは業務拡大領域の仕事は、経営者層からの期待と信頼が大きく企業内の予算確保や業務遂行がしやすい環境が整えられる場合があります。しかし、その反対に期待と信頼が大きい分、仕事の成果が出ない場合、社内での立場が酷くなることを予め知っておく必要があります。
以上のように、企業が「求人募集」を行う際に、様々な状況が裏側で隠れていることを予め理解しておくことが必要です。
企業は普段どこを向いているのか
また、企業研究や履歴書などの書類を作成していく際に大切になってくることが「企業は普段どこを向いているのか」どこを向いて仕事をしているのか。ということが大切です。
応募者は「自分自身」の立場から、自分自身の棚卸しや自分自身の特徴・強みを中心に志望動機や自己PRを作成していきます。
企業側は普段、お客様や取引先の方向を見て仕事の方向性や商品・サービス開発をしています。
その企業の一員になるということは、企業が普段見ている方向を同じような目線で考察できるかが大切になってきます。同じような立場に立ち、その企業の「お客様」が「BtoB「BtoC」なのか。両方なのか。その部署のメインとしているお客対象はどういった人たちなのか。
を把握する必要があります。(※経営理念や方向性もしっかりチェック!)
そういう内容を確認することで、自分自身とのマッチングポイントが見えるようになってきて、企業のニーズに沿った履歴書や書類づくりができるようになります。
企業が人を採用する時のポイントとは
企業が人を採用する時のポイントについて記載したいと思います。
企業の人事担当や総務担当は、新任のスタッフでない限り、これまでに多くの履歴書・採用関係の書類を見てきています。また、企業の上層部をはじめ現場責任者との連携や採用時のほしい人材を把握しています。
ということを前提に考えておいた方が良いです。
それを踏まえて「これまでの仕事の実績」「人柄」「企業・職場での愛称」「その人の成長性であるポテンシャル」を見ていきます。
企業は仕事の成果を上げるために、また社会に貢献できる仕事をするために活動しています。
どの職場も「人との相性」はとても大切になりますので、そういったところを大切にしていく必要があります。
また状況によっては「出来レース」の可能性もあります。
これは、企業内部の人材の紹介(つながり)からすでに採用候補が決まっているケースです。
企業側も「初めまして」という人より、あの人の紹介であれば「間違いない」という人を選ぶ場合があります。それだけ企業側も人を採用するにあたり「真剣」に人を採用している。
ということになります。
以上のように、「履歴書」・採用書類を作成していく場合は、事前に様々なことを「考察と想定」をしておいた上で就職・転職活動をしていくと良いと思います。
また、採用までの期間としても最低1.5ヵ月〜2ヵ月程度(長い場合は3ヵ月)かかることを想定して活動することをオススメいたします。
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