新卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者) 厚生労働省資料より


厚生労働省より令和2年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況について発表がありました。

この発表によりますと、

就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者37.0%、新規大卒就職者32.3%

となっています。

厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)

上記は令和5年10月20日(金)の発表資料










厚生労働省 グラフ等 詳細データ 詳細確認はこちらをどうそ!

上記資料:厚生労働省の資料を参照


データを見ていくと大きな流れとしては一定の割合で離職が見れると共に、その割合が大きく変わることはあまりない印象です。


「中学卒の3年以内の離職率は50%越え」

中学卒での離職者は50%を越えています。こちらは転職だけでなく、再度、高校への入学(定時制や通信制などを含む)が考えられます。
今の世の中を考えた時に中卒で社会に出た場合、一度社会を経験してから「学び直し」を含めて高校やその後の進学などをした方が良いと思います。

「大学卒の3年以内の離職率は32.3%」

高卒・短大卒等の数字も気になるところですが、大学卒の3年以内の離職率は約3割の人が3年以内に離職をしています。
仮説ですが、大学卒の離職率が比較的に低いのは、大学受験である学力試験をパスしていることや高等教育機関の4年間の間に社会人としての適応力を身につけている学生が比較的多くいると推測できます。

近年は少子化の影響で「大学全入時代」になっておりますが、「大学受験」や大学の4年間という時間の中で、社会に対する理解力や判断力の「下地」が養われていると考えられます。

気になるのは、短大等の離職率が40%を越えているところです。
短大や専門学校の中では、入学試験が面接だけのところもあり、受験に対する障壁が下がっています。短大・専門学校へ進学する人は大きく2分化する傾向にあり、「目的意識」を持って入学している人か。ただなんとなく入学している人と分かれているように思います。

また、離職についてはキャリアアップをするための「ポジティブ」な離職と、環境や仕事が合わずの「ネガティブ」な離職に分かれていると推測できます。


第二次新卒制度ができたのもこういった新社会人の離職率が問題・課題として上がっているために設けられているものになります。


「キャリアアップや転職をするために」

転職サイトの求人などをみると「最低2年は業界経験が必要」という言葉を目にします。
キャリアアップであれば3年は必要で、その3年間の仕事においてどのような成果を上げれる力を持っているかが重要です。

私も採用担当として面接をする際、前職でどのような成果をどれくらいあげているのか。を必ず聞きます。

その成果や仕事のやり方が、次の仕事にどう活かせるのか。を確認します。

是非、これから新社会人になる人や社会人3年未満の人、将来キャリアアップを考えている人は3年を目安に仕事の成果をあげてほしいと思います。



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